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2018.09.11

「アルミニウムコイル製品端面自動補正装置」が、「中小企業優秀新技術・新製品賞」優良賞(平成29年)を受賞いたしました。

産業機械や一般消費財などの部材となるアルミニウム材は、地金を溶解・鋳造・圧延しコイル状にして出荷される。だが装置で巻き取る際、コイル表面の張力のバラつきなどから横幅方向にズレて端面が反り返るため、修正する必要がある。このズレを自動修正し、端面をきれいにそろえる。端部位置検出センサーで横幅方向のズレを読み取り、どの程度の力で押さえたら修正できるかを計算し、2基1組の押さえローラーで帯端部を押さえつける。直径700ミリメートル程度のコイルの場合、端面2ミリメートル以下の凹凸で巻き取れる。既存設備に増設可能。通常は熟練作業者2人が左右からコイルを押さえて感覚で修正するが、こうした手間をなくせる。